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人気アーティスト6人に聴いた“Apolloシリーズを選ぶ理由”


「FL STUDIO」イメージ

ユニバーサル・オーディオのオーディオインターフェイス「Apollo」シリーズは、多くのアーティストやエンジニアが愛用しています。その人気の理由を探るべく、6名のアーティストにアンケートを実施しました。彼らはなぜ、Apolloシリーズを選んだのでしょうか?


 Apolloシリーズのラインナップには、Apollo8/8p/16/FireWire/Twin/Twin USBという6 機種が用意されており、いずれも高音質な入出力を持つハードウェアと、有名アウトボードをDAW上に再現するソフトウェア「UADプラグイン」がワンパッケージになっています。さらに、Apollo 8とApollo Twinには、内蔵DSPの数が異なる「SOLO(1基)/DUO(2基)/QUAD(4基)」といった複数のモデルが用意されており、このDSPの数が多いほど処理能力が高く、一度に多数のUADプラグインを使用することができます。今回のアンケートでは、そんなApolloシリーズの愛用している機種名と、気に入っている点や用途に関する下記の質問に回答してもらいました。


【Q&Aの内容】

Q1:Apolloシリーズを選んだ理由は?
Q2:どんなところが気に入っていますか?
Q3:よく使っているUADプラグインは?
Q4:Unisonテクノロジー(※)は使っていますか?

※Unisonテクノロジー=プリアンプやストンプボックスのインピーダンスやゲイン、アナログ回路のふるまいなどを忠実にエミュレートし、Apollo 本体のマイク/Hi-Zインプットを制御するユニバーサル・オーディオの最新技術のこと。



Aiji[LM.C]

▼仕様機材:Apollo QUAD

Apollo QUAD


Aiji

【A1】UADプラグインを使いたかったからです。

【A2】UADプラグインが使えるところです。

【A3】「API 550A」(EQ)と「Neve 1073」(ヘッドアンプ/EQ)は、共にギターのトラックにはかなりの頻度で挿しています。両プラグイン共にEQの効き具合が非常にわかりやすいところが◎です。「API 550A」は3バンドEQで、それぞれのロータリースイッチは5ポイントしか選べませんが、その5ポイントが音楽的においしい箇所を押さえているので、ポイントを選んでグリグリとゲインをコントロールするだけで音色が作れます。

ある意味シンプルで潔くて、個人的にはとても好きですね。「Neve 1073」はハイをオーバーEQ気味にしても耳が痛くなり過ぎないところがいいですね。攻めた音作りができるところが気に入っています。音の質感もさすがニーヴという感じでしょうか。DSPプラグインなので、CPUのパワーを気にせずに、ニーヴをバンバン挿せることが素晴らしいです。

【A4】使っていません。




滝 善充[9mm Parabellum Bullet]

滝 善充

▼仕様機材:Apollo Twin DUO

Apollo QUAD

【A1】2インのコンパクトなシステムで、音質が良いものを探していたので、Apollo Twin DUOを選びました。

【A2】大体、ほとんど気に入っています。

【A3】「610」(ヘッドアンプ)と、「Helios Type 69」(EQ)、「1176」(コンプ)をよく使っていて、Apolloはかけ録りができるので、後で色々と考えなくて済むところが気に入っています。

【A4】使っています。最初から入っていた610しか使っていませんが、「API Vision Channel Strip」(ヘッドアンプ)が欲しいです。




tofubeats

▼仕様機材:Apollo 8 + thunderbolt拡張

Apollo 8


tofubeats

【A1】UADプラグインに興味があったからです。また、1Uラックサイズのちょうどいいオーディオインターフェイスを探していたからという理由もあります。

【A2】やはり、UADプラグインのかけ録りができるところがいいですね。サウンドのレスポンスも、とてもいいと思います。

【A3】「1176」(コンプ)は主にかけ録りに使っていて、「Lexicon 224」(リバーブ)と「API Vision Channel Strip」(チャンネルストリップ)、「Studer A800」(テープシミュレーター)は制作の段階で利用しています。どれもメモリをそれほど気にせずに使えるのがうれしいです。

すべてのハードを現場で利用した経験があるわけではないのですが、どれもわかりやすく効果が出るし、モデリングのフィーリングもかなりしっかりしていてありがたいですね。

【A4】使っていません。




圭[BAROQUE]

▼仕様機材:Apollo 8 DUO

Apollo 8


圭

【A1】ライブでシーケンスを走らせるためにも使用したかったので、必要な出力数とクオリティ、安定性を重視して選びました。

【A2】シンプルで使いやすいデザインになっているところです。

【A3】「610- B」(ヘッドアンプ)はギターをかけ録りする場合などに使っています。「Pultec Pro Legacy EQ」(EQ)はドラムやシンセなどにかけていて、太くて立体的な音になりますね。

【A4】はい。かけ録りする時に610-Bを使っています。




COR!S

COR!S

▼仕様機材:Apollo Twin DUO

Apollo Twin DUO

【A1】アナログのマイクプリなどに興味があったのですが、実機のアウトボードを揃える勇気がなかったので、これを購入しました。「制作環境をできるだけミニマムにしたいけど、どうしてもクラシカルなアナログサウンドを再現したい……」と思った時に、スタジオワークに必要なあらゆる機能を網羅した、1台完結型のApollo Twin DUOは非常に魅力的でした!

【A2】本体で言うと、見た目はもちろん、ボタンやノブの使い勝手が非常にシンプルで、操作性が抜群なところです。モニターとヘッドホンの切り替えが楽ですし、プリアンプのコントロールも一括でできるのでストレスがないです。Thunderboltで安定した接続ができるのもありがたいですね。ソフト面では、良質なプラグインが豊富(付属のものでもかなり使える! )で、Consoleアプリで使うプラグインを、DAW側からリコールできるところも便利です。

【A3】「 1176SE/LN(Legacy)」(コンプ)と「Pul tec Pro Legacy EQ」(EQ)です。私が録音するのはボーカルくらいですが、その際はマイクプリに加えて1176SE/LNを使用します。歌声に厚みと色がキレイに付いてくれるので気に入っています。Pultec Pro Legacy EQはパキッとした質感で、音像が目に見えるかのようにイコライジングできるので、かなり重宝しています。ソフト音源やグループトラック、マスターにインサートしたりもします。

【A4】Apollo Twinそのもののマイクプリの音もシンプルでいいのですが、よりアナログ寄りなニュアンスを加味したいのでUnisonの「610-B」を使っています。かけ録りしない時でも、エフェクトがかかった状態の出音をリアルタイムでモニタリングできるので、気持ち良く、また安心してレコーディングが行なえます。




Galileo Galilei

▼使用機材:Apollo QUAD / Apollo DUO

Apollo QUAD / Apollo DUO


Apollo QUAD / Apollo DUO

【A1】もともとUAD-2を愛用していたのですが、UADプラグインがかけ録りできるオーディオインターフェイスがあるということで、とりあえず飛びついたという感じです。

【A2】もともとUAD-2を愛用していたのですが、UADプラグインがかけ録りできるオーディオインターフェイスがあるということで、とりあえず飛びついたという感じです。

【A3】「EMT140」(リバーブ)はシンセ類やエレピなどを録る時に使用しています。ソニー・ミュージックスタジオと札幌の芸森スタジオで実機を使用しましたが、このプラグインは実機には劣るものの、他のプラグインにはない高級感が出ると感じています。

「OceanWay Studios」(リバーブ)は、普通のリバーブをかけるとチープになって奥まってしまうような、アタックの弱いオーディオデータに使用しています。「Harrison 32C」(EQ)は何となく低音にいい気がしているので、ベースやキックに使っています。デザインが可愛いので好きですね。「Neve 1073 Legacy」(ヘッドアンプ/EQ)は、バチッと歯切れのいい音が欲しい時に使用します。「Precision Maximizer」(マキシマイザー)は、未完成のデモ音源を急遽提出する場合に使用しています。行き当たりばったりで使うと歪みまくりますが、とりあえず2ミックスを仕上げたい場合に重宝しています。「SSL G Series Bus Compressor」(コンプ)は、どのチャンネルにも立ち上がるようにしておいて、実際にSSLのコンソールを前にしてもEQくらいはイジれるように、メンバー全員が勉強するために使用しています。どれも、現代のミュージシャンにとって面白いプラグインだと思います。

【A4】はい。「低音が少々リアルなアナログ回路の感じになったかな……?」という印象でした。




Windowsユーザー待望のApollo Twin USBモデルが登場!

Apollo Twin USB

 ApolloシリーズのデスクトップモデルApollo TwinのUSB3.0 接続対応モデル「ApolloTwin USB」(Windows専用)が、10月中旬に発売されることが決定した。従来のApolloTwinは高速のThunderboltインターフェイスで接続するMacのみで使える仕様だったため、Windows 環境への対応が待ち望まれていた。本機の性能は、DSPを2 基搭載したApollo Twin DUOと同等で、レコーディングからミキシングやマスタリングまで、UADプラグインを快適に使用することができる。オープンプライス(¥110,000 前後)。





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