トップページ > 宅録の必須アイテムをプロが試奏!Line6「Variax Standard」 | 1本で28種類のギターサウンドが鳴らせる夢のモデル

1本で28種類のギターサウンドが鳴らせる夢のモデルを試奏


Line6

「Variax Standard」は宅録の必須アイテムだ!

オープンプライス(¥99,000前後/1本)

Variax Standard

レスポールやグレッチなどのエレキから、アコギやドブロまで、1本で28種類の音色が鳴らせる「Variaxシリーズ」。この度、ライン6 がヤマハと共同開発したニューシリーズ「Variax Standard」が発表されました。その音色のリアル度や弾き心地をレポートしましょう。

試奏・文:野村大輔

内蔵されているギターモデリング

1:60年製フェンダー・テレキャスター・カスタム
2:68年製フェンダー・テレキャスター
3:68年製フェンダー・テレキャスター・シンライン
4:59年製フェンダー・ストラトキャスター
5:58年製ギブソン・レスポール・スタンダード
6:52年製ギブソン・レスポール“ゴールドトップ”
7:61年製ギブソン・レスポール・カスタム(3PU)
8:56年製ギブソン・レスポールJr.
9:76年製ギブソン・ファイヤーバードV
10:55年製ギブソン・レスポール・スペシャル
11:59年製グレッチ6120
12:56年製グレッチ・シルバージェット
13:68年製リッケンバッカー370
14:66年製リッケンバッカー370-12(12弦)

15:61年製ギブソンES-335
16:67年製エピフォン・カジノ
17:57年製ギブソンES-175
18:53年製ギブソン・スーパー400
19:59年製マーティンD-28
20:70年製マーティンD12-28(12弦)
21:67年製マーティンO-18
22:66年製ギルドF212
23:95年製ギブソンJ-200
24:35年製ドブロ・アルミライト
25:65年製ダンエレクトロ3021
26:コーラル・エレクトリック・シタール
27:ギブソン・マスタートーン・バンジョー
28:28年製ナショナル・スタイル2“トライコーン”

※ここで紹介している内蔵モデルの製品名は、ライン6がサウンドモデルの開発において研究したトーンとサウンドを識別する目的でのみ使用されています。



専用ソフト「Variax Workbench HD」を使うとVariaxを自分だけのギターにカスタマイズできる!

 Variaxには「Variax Workbench HD」という専用エディターソフトが用意されています。これはVariax本体だけではできない細かい設定ができるというものです。ギターモデルの変更以外に、ピックアップの変更、ボリュームやトーンツマミのポットの抵抗値の変更、1弦ごとのチューニングの変更などを行なうことができます。
 例えば、ストラトキャスターのボディを選択して、リアピックアップをハムバッキングタイプに変更すれば、ハードロック向きのSSH配列のモデルが手軽に作れます。他にも通常のギターでやろうとするとかなりの費用がかかるような改造も、パソコン上で簡単に行なうことができます。
 なお、自分で作った設定は保存することができます。例えば、異なるタイプの曲を作っているのであれば、ロックンロール用のセットとバラード用のセットを保存しておき、必要な時に呼び出して使うというのもありです。

ツマミ

▲Variax Workbench HDを使うとボディとピックアップを自由に組み合わせることができるので、自分だけのオリジナルモデルを作ることが可能になる


ピックアップの種類

▲ピックアップの種類を選べるだけでなく、位置や角度も自由に調整することが可能で、画像のような奇抜な設定もできる

ピッチを自由に変更

▲各弦ごとにピッチを自由に変更できるうえに、ボリュームも独立して設定することができる。例えば、6 弦と5 弦だけをベースの音程に変えるということも可能だ


ヤマハとライン6との共同開発により驚異のサウンドクオリティとプレイヤビリティを実現!

 Variax Standardを手にした瞬間、まず全体のバランスの良さに驚きました。重心がヘッド側やボディエンド側に偏ることなく安定していて、ピタリと手にフィットする細身のネックが非常に弾きやすいというのが第一印象です。ピックアップはカスタム製のシングルコイル・アルニコVマグネティックタイプが3基搭載され、クリアで艶のあるサウンドを生み出してくれます。ギターとしてのポテンシャルが非常に高いうえに、「Variax HDモデリングテクノロジー」による28種類のギターと11種類のチューニングで、あらゆるギターサウンドを鳴らせるのは本当に魅力的です。
 例えば、ステージ上でレスポールや12弦のリッケンバッカー、セミアコなどを曲ごとに切り替えられるだけでなく、AメロやBメロなどのパートごとにエレキやアコギを瞬時に呼び出すなど、通常のギターでは難しいことが手元の操作だけで簡単に実現できるので、ステージや曲作りの時には本当に頼りになるギターだと言えます。
 Variaxは2003年の発売当初から完成されたモデルではありましたが、そこにヤマハが長年のギター開発で培った技術が加わることでギター本体のクオリティがアップし、より洗練されたモデルに進化しました。そのうえ、今までのVariaxシリーズよりも価格が安い(¥99,000前後)というのも驚くべきポイントです。

ツマミ

▲このツマミを回すだけで素早くチューニングを変えることができる。オープンGやオープンD、ドロップDやDADGADなど、計11種類が内蔵されている


ブリッジ

▲ブリッジにはカスタムデザインのシンクロナイズド・トレモロを採用しており、安定したチューニングとスムーズなアーミングプレイを実現している

【SPEC】 ●ボディ:アルダー ●ネック:メイプル ●指板:ローズウッド( 22フレット) ●スケール:25.5インチ ●ピックアップ:カスタムアルニコ・シングルコイル×3 基 ●ブリッジ:カスタムデザイン・シンクロナイズド・トレモロ

録音中にギターを持ち替えなくても鳴らしたいモデルの音をすぐに録音可能!

 まずエレキのモデリングでは、1960年製テレキャスターや1959年製ストラトキャスター、1959年製レスポールという定番モデルがしっかりと押さえてあります。他にレスポール・スペシャルやグレッチ、リッケンバッカー、ES-335、ES-175など、曲作りやライブで必要とされるであろう、ほとんどのギターが内蔵されていて、1本1本のモデルに対するサウンド面でのこだわりがしっかりと伝わってきます。
 実際、出てくるトーンはまさにオリジナルそのものです。例えば1959年製レスポールでは、巻き弦を弾いた時の粘るような食い付きがいいトーンが再現されており、オリジナルと同様にピッキングの強弱により、クリーンからクランチまで手元でコントロールすることができます。

ツマミ

セレクター

▲上写真のツマミで10パターンあるギターモデリングのバンクから好みのものを選び、下写真のセレクターを使ってピックアップの組み合わせやギターの種類をセレクトする




お問い合わせ:ヤマハ(株)Line 6インフォメーションセンター
TEL:0570-062-808
http://jp.line6.com/support