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内部に2台のディレイを搭載し多彩なサウンドを生み出すことが可能

ストライモン

DIG

オープンプライス(¥35,000前後)


DIGは、コンパクトな筐体に2台のディレイを収めているモデルだ。80年代初頭のTC2290風サウンド、80年代中期の12ビットPCMサウンド、そして現代の24ビット/96kHzハイレゾサウンドといった3種類のディレイボイシングを使い分けることによって多彩なサウンドキャラクターが生み出せる、新発想のディレイマシンだ。

試奏:栗原 務

DD-500

 本機は内部に搭載された2台のディレイを組み合わせることによって、様々なサウンドを生み出すことができます。例えばテンポをシンク(同期)させて複雑に絡み合うディレイを作ったり、圧倒的な奥行きを感じさせるモジュレーションディレイなど、1台では不可能だったサウンドを簡単に鳴らすことが可能です。
 実際に2台のディレイを接続して別々にセッティングするとなると、配線やセッティングがかなり面倒になりますが、本機ではマスターディレイに対して3連や8分、付点8分といったリズム分割方式で2台目のディレイタイムが決められるので、セッティングも非常に簡単です。例えば、4分と付点8分を組み合わせた定番のディレイも、1 台目を4 分、2 台目を付点8分にしてリズムに合わせてタップスイッチを刻むだけで設定が完了します。また、2台目のディレイタイムを完全に独立させて設定することもできるので、ショートディレイとロングディレイを組み合わせるというギターソロの鉄板セッティングも本機だけで行なえます。ギターの他、壮大なシンセのサウンドを鳴らしたい時にも本機はピッタリです。
 音質も素晴らしく、特にモジュレーションスイッチをオンにした時のサウンドの広がりは特筆ものでした。モジュレーションは、lightとdeepの2タイプが用意されていますが、その設定も絶妙で、非常に心地のいいウネリをもたらしてくれます。なお、両方のフットスイッチをホールドすると、MIXノブがフィルターのコントロールとして機能するようになり、ハイカットやローカットを行なうことができます。そのため、テープ風やローファイ系のディレイも簡単に作ることができます。

リアパネル

▲リアパネルに装備されたEXP(エクスプレッション)端子には、エフェクターをリアルタイムにペダルコントロールできるエクスプレッションペダルの他に、別売りのTapFavotiteスイッチ(\ 7,000前後)を接続することで、プリセット機能とタップ機能を拡張することができる

ツマミ

▲4分音符のタイミングでディレイタイムを設定できるタップスイッチ。長押しするとディレイのリピートを繰り返すホールドスイッチとしても機能する

ツマミ

▲本機のインプットはデフォルトではモノラル仕様だが、本体内部にあるジャンパースイッチを切り替えることでステレオインプットにも対応が可能だ(ステレオY字ケーブルが必要)。用途に応じて使い分けよう

【SPEC】 ●入出力端子:インプット、エクスプレッション、アウトプット(L/R) ●コントロール:タイム1、タイム2、ミックス、ミックス2、リピート、モジュレーション(オフ、ライト、ディープ)、タイプ( 24/96、adm、12bi t)、タップ、バイパス ●電源:付属パワーサプライ ●外形寸法:102(W)×117(D)×67mm(H)※突起部含む ●重量:450g




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