トップページ > AZUMA HITOMIさんのプライベートスタジオでジェネレック「8320A」を試してもらいました


ズームズーム

── AZUMAさんは普段、ジェネレックの小型モニター6010Bを使っているとか?

AZUMA:以前はソニーの家庭用のコンポを使っていたんですけど、自宅でミックスをするようになって、やっぱりモニターが大事だなと真剣に考えるようになって購入しました。部屋があまり広くないので、大きいスピーカーだと低音が出過ぎたりするのが嫌だったんです。この「8320A」を試すまでは。

── 8320Aのサウンドはどうでしたか?

AZUMA:すごくいいです。この補正機能を使うと出音が全然違って、ヘンにエフェクティブにならずに、余計な中低音のボンヤリした感じをカットしてくれるんです。ある程度ミックスを仕上げていた曲を再生してみたら、ワンランク良く聴こえました。モニター環境が良過ぎるのも「他で聴いた時に全 然違ったらどうしよう」って不安になりますけど、試しにミックスが途中の曲を再生してみたら、次に何をするべきかがすぐに見えてきたので、そういう心配もないかなと。キックとベースが、他のシーケンスフレーズに対してどういう位置にいるべきかが見えやすいし、中低音だけじゃなくて、キラキラしたフレーズとかも前に出てくるのでイジりやすいですね。音が1つずつ粒立って聴こえるというか、1個1個の音がキレイに聴こえました。

── 補正しない時との違いはどうですか?

AZUMA:補正して聴いた後に補正をバイパスして聴くと、ミックスをするには低音が聴こえ過ぎるというか、多少膨張して聴こえる印象でした。ただ、例えば大きい音でダンスミュージックを聴く時は、低音が抑えられていないバイパス状態で聴くのも楽しいと思いましたね。ポップスだったりクラシックを聴く時は、補正した方がキレイに聴こえます。

── セッティングは簡単にできましたか?

AZUMA:簡単でした! 面白かったです、「ボーン」って音がして(笑)。グラフで見ると、この部屋は200Hzあたりがすごく膨らんでいたんですよ。それで、「補正機能を使わずに自力で補正できるかな?」と思って、試しにミキサーやDAWソフトのEQで200Hzあたりを下げてみたんです。でも、それだとキレイに聴こえるようにはならないので、やっぱりこの機能がいいんだなと思いました。

── 8320Aはどんな人にオススメですか?

AZUMA:家で音楽を作る人には、本当に最適なモニターだと思いますし、音楽を聴くのだけが好きな人でも、このスピーカーにして部屋に合った音で楽しむと、だいぶ聴こえ方が違って楽しめるようになると思います。たぶん、これを一度試したら、みんな「わっ、違う!」って驚くと思いますよ。


AZUMAさんのスタジオでの
補正結果はこうなった!

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赤線が元の状態。青線のフィルターによって、緑線の状態に補正された。特に中低域の出っぱりが補正されたことで、スッキリと聴けるようになった

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測定方法はシングルポイント(1ヵ所)とマルチポイント(複数ヵ所)を選ぶことができる。1人で作業するなら1ヵ所で測定すればOK 。何人かで聴く時は各人がいる場所で測定すると、全員同じ音質で聴くことができるようになる

ジェネレック

8320A

¥220,000(バンドルパック)


ウーファー:105mm

最大出力:ウーファー= 50W、ツイーター= 50W

周波数特性:55Hz〜23kHz

最大音圧レベル:100 dB

クロスオーバー周波数:3kHz

外形寸法:242(H)×151(W)×142(D)o

重量(1本):3.2kg


※バンドルパックには、測定用のオーディオインターフェイス(左)とマイク(右)、ボリュームコントローラーが含まれる「GLMキット」が付属しています



8320Aで音質を補正するおおまかな流れ

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1 8320Aを設置する

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2 8320AにLANケーブルを接続する

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3 付属のインターフェイスにLANケーブルとUSBケーブル、マイクを接続する

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4 パソコンでGLM2.0ソフト(※)を起動して必要事項を入力

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5 マイクをリスニング位置の耳の高さに立てる

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6 測定開始。8320Aから音が再生され、補正が始まる


※GLM2.0は2015年2月時点ではWindows版のみリリースされています。今回の試聴では、MacのBootCampでWindowsを起動して使用しました




AZUMA HITOMI

シンガーソングライター/サウンドクリエイター。中学生の頃に宅録に目覚め、2011年にエピックレコードよりメジャーデビュー。昨年、矢野顕子のアルバム『飛ばしていくよ』にトラックメイカーとして参加し、ステージでも共演を果たした。




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●TEL:03-6457-6021