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ジェフ・ベック『Wired』のエンジニアがレコーディングテクを大公開

 今回発売されるDVD「JOHN ARRIAS RECORDING SESSION SEMINAR」は、昨年の7月27日と28日の2日間に渡って東京・世田谷にあるクレッセントスタジオで行なわれたセミナーの模様を収録したもので、9時間を超えるセミナーの中から、マイクや機材のセッティング、音決め、リハーサル、仮録り、そしてレコーディング&ミックスまで、本物のプロのワザを完全収録したDVDです。
 アリエス氏がセミナーで一番重要視していたのが、ミュージシャンとしっかりとコミュニケーションを取り合うということで、テイクの合間には必ずミュージシャンをコントロールルームに招き、音作りから曲の構成や進行にいたるまで納得いくまでディスカッションを重ね、曲全体を見渡すプロデューサーの役割も果たしています。DVDには、こうしたディスカッションの様子も収録されていますので、このDVDを見ることで、米国の一流エンジニアのレコーディングテクニックの神髄に触れることができるでしょう。


なおDVDの購入方法は、
サウンドママのホームページ
http://www.soundmama.com/commodity/detail.php?comid=178480)、
サウンドママの楽天ホームページ
http://item.rakuten.co.jp/soundmama/178480/)、
または販売元の
音響商会(KAMINARI GUITARS)
http://kaminari-guitars.com/)まで。


JOHN ARRIAS

RECORDING SESSION SEMINAR

DVDパッケージ
価格:3,800円(税別)
販売形式:DVD、MP4、楽曲WAV、レコーディングセッションデータ

John Arrias

(ジョン・アリエス)


 グラミー賞やゴールデンリール賞の受賞歴を持つトップエンジニア。ローリング・ストーンズやジャニス・ジョプリンなどの作品を手掛けているエンジニアのディビッド・ハッシンジャーに出会い、彼のアシスタントとしてエンジニアのキャリアをスタートさせる。以降、ジェフ・ベック、デヴィッド・ボウイ、ドナ・サマー、ダイアナ・ロス、ホール・アンド・オーツなど、大物アーティストの作品を手掛けている。




ドキュメンタリー映像(YouTube)

YouTube


入力端子

今回のレコーディングは基本システムにアビッドPro Tools HD3が使用され、コンソールはアリエス氏がこのスタジオでの開催を決めた理由に挙げていた、フォーカスライトの72in48out GML 72ch Automation Fader Systemを使って行なわれた

本体のサイド

アリエス氏は常にミュージシャンの意見を尊重して作業を行なっていった。写真は、テイクごとに交わされたミュージシャンとのやり取りの風景。ディスカッションの結果、曲がどんどん良くなっていくのがわかった


レコーディング参加メンバー&使用機材


ギター

西山 毅

(元HOUNDDOG、現Sound horizonサポート)

西山 毅
ギターパート

 ギターパートは、写真@のフラクタルオーディオAxe-FxIIから直接ミキサー卓に送ると同時に、別ブースに置かれたローランドJC-85のエフェクトリターンに接続してキャビを鳴らし(写真A)、オフ気味に立てたシュアSM57とアンビ用に立てたノイマンU87で収録していた。なお、オンマイク用にソルダーノとマーシャルのキャビも用意されていたが、この日は使用されなかった(写真Bの右側のアンプとキャビ)




ベース

満園庄太郎

(B'zサポート、WILD FLAG、元BOWWOW)

満園庄太郎
ベースパート

 ベースパートは、写真@のテック21SANSAMP BASS DRIVER DIから2系統で出力されていた。一方は、カスタムメイドでエフェクターを制作している川越氏のハンドメイドDIを通してミキサーにラインで送られ(写真A)、もう一方は別ブースに置かれたサンのベースアンプ1200sに送って、10インチ4発のキャビにAKGのD112をオフ気味にセットして収録していた(写真B)




ドラムス

満園英二

(元SADS、黒夢サポート、WILD FLAG、元BOWWOW)

満園英二
ドラムパート

 ドラムパートは、アンビ用にノイマンU87を2本(写真@)、トップ用にショップスのCMCを2本立て(写真A)、キックはAKGのD112とノイマンU87を使用して収録していた(写真B)。また、スネアはシュアSM57を表面と裏面のスナッピー用にそれぞれ別々に使い(写真C)、タムタムにはAKG C414を、そしてフロアタムにはノイマンU47を使い(写真D)、タイトで太い、ふくよかなサウンドを収録していた




キーボード

大島こうすけ

(元WANDS、B'zサポート)

大島こうすけ
シンセ

 シンセは、コルグのTRITON Extreme(上段)とノードのnord STAGE(下段)の2台を、ピアノ系とオルガン系の音色で使い分けてプレイしていた




ボーカル

こやなぎ京


こやなぎ京
ボーカルパート

 別ブースで収録されたボーカルパートは、リハーサル時はゼンハイザーのMD421とAKG C414B-ULS、ノイマンM149 TUBEを立てて声質との相性をチェックしていたが、本番ではボーカリストのこやなぎ京の要望もあり、ノイマンM149 TUBEのみで収録された




お問い合わせ

UNI音事業部

http://www.uni-on.jpn.com まで。

TEL:042-766-9089