トップページ > 今、プロが最も注目しているエフェクターブランド「strymon」

ストライモン

モデルによってはライン信号をステレオで受けられるのがいい

──ストライモンのエフェクターと他社のモデルとの違いを教えてください。

鈴木:ストライモンは音がすごくアナログな感じで、とても細かく設定ができるのが特徴ですね。モデルによっては隠しモードがあって、例えばLex Rotaryというレスリースピーカーのシミュレーターでは、マイキングの位置まで変えられるんです。ストライモンにはそういう面白い機能が隠されているんですね。本物のレスリースピーカーは故障も多いですから、Lex Rotaryをツアーにサブ機として持って行くのもありですし、信頼性が高いのでレコーディングでも問題なく使えると思います。

──Daichiさんはどんな楽器にストライモンを使うことが多いのですか?

鈴木:ギターが多いですね。

──例えば、どのモデルが好きですか?

鈴木:僕はテープエコーが大好きで、El Capistanというテープエコー・シミュレーターを使っています。僕はローランドのRE-201とかマエストロのECHO-PREXというテープエコーの実機を持っているんですけど、ノイジーだったりして使いづらいんですよね。それが逆にいい場合もあるんですけど、El Capistanはノイズがないし、テープの古くなった加減までコントロールできるんですよ。あと、BRIGADIERというディレイのモジュレーションディレイも大好きで、ギターソロとかクリーンのアルペジオによくかけます。この広がり感は最高ですね。ヘッドルームが広いからだと思うんですが、ノイズが少ないし、すごくアナログな感じが音に出ています。

──ビンテージの実機のサウンドを知っているDaichiさんが聴いてみて、ストライモンのリアル度はいかがでしょうか?

鈴木:大きな差はないと思います。それに、ストライモンの方が圧倒的に使いやすいですし、メンテナンスが不要という点からもいつもスタジオで多用しています。

──Daichiさんはミックスでもストライモンを使ったりするのですか?

鈴木:使いますよ。ストライモンはモデルによってはライン信号を受けられるのがいいですよね。しかもステレオで。歌とかにかけても、すごく具合がいいんですよ。だから、コンパクトエフェクターなんだけど、ある意味でラックエフェクターのようにも使えるというか……。でも、ラックエフェクターって、ちょっと頭が良過ぎるというか、いい感じの荒さがないんですよね。その点、ストライモンは直感的にイジれるコンパクトエフェクターらしさが残されているんですよ。例えば、ディレイだったら数値で合わせる良さもあるんですけど、ちょっとタイムとかがズレていた方がいいケースもあるんですね。ジャストに合っていない感じというか。そういうところもツマミで感覚で合わせる利点かなって。

ストライモンはプレイヤー目線で作られているデザインも魅力

──最近ではミックスで様々なプラグインエフェクトを使いますよね? それと比べて音の印象はいかがですか?

鈴木:ミックスでストライモンをかけると音に存在感が出るし、すごくいい感じですね。あと、プラグインではアナログ系のディレイやリバーブにいい製品が少ないんですよ。それに比べてBRIGADIERとかリバーブのBig Skyは音に存在感が出せるので、とても重宝しています。

──他にストライモンのエフェクターで気になった点はありますか?

鈴木:モデルによってはMIDI端子も付いているので、色々とコントロールの幅も広がりますよね。パラメーターをエクスプレッションペダルにアサインして操作をすることができるので、すごくライブ向きでもあったりするんです。ディレイタイムとかミックスの具合を自由にコントロールして遊べるっていうのは、非常に面白いですね。ストライモンは音質の良さはもちろんですが、そういったプレイヤー目線で作られているデザインも魅力なんですよ。実際に使ってみて、今、プロで愛用している人が多いのも納得できました。


鈴木“Daichi”秀行

スズキ“ダイチ”ヒデユキ


バンド「コニーアイランド・ジェリー・フィッシュ」でメジャーデビュー後、作・編曲家に転身。ギターやベース、キーボードなどを操るマルチプレイヤーとして活動する他、作曲やアレンジ、プロデュースなど、多岐に渡って才能を発揮している。ちなみに、これまでにSMAP、miwa、LiSA、家入レオ、いきものがかり、平井堅、YUI、モーニング娘。といった数多くのアーティストの楽曲を手掛けている。



Big Sky

Big Sky



MOBIUS

MOBIUS



TIMELINE

TIMELINE


高音質と豊富な端子を装備し、
ミックスでも使えるのが魅力!

TIMELINEリアパネル
 

TIMELINEとBigSky、MOBIUSという空間系とモジュレーション系のモデルには、通常のインプットとアウトプット以外に、ローインピーダンスのライン信号の入出力ができる端子が用意されている。これを利用し、テレフォンズの石毛 輝などの多くのミュージシャンがストライモンのエフェクターをミックスでも大いに活用しているのだ(写真はTIMELINEのリア)。


El Capistan

El Capistan



FLINT

FLINT



Lex Rotary

Lex Rotary



OB.1

OB.1



Ola Chorus

Ola Chorus



Orbit Flanger

Orbit Flanger




愛用者の声

DAITA

(SIAM SHADE、The Breaking Arrows)

DAITA

 ストライモンは、知人のギタリストが使用していたので興味を持って、最近TIMELINEとMOBIUSを手に入れました。光沢のある落ち着いたカラーリングが気に入っています。実はこれから新しいシステムボードを組むんですけど、エコーとモジュレーションとして使ってみようと思っています。
 実際に使ってみた時の音質の印象ですが、個人的にはほんの少しデジタリックな感じを受けましたが、とてもクリアでスムーズだし、気持ち良くフレーズを奏でられるアナログ感のあるサウンドだと思いますね。
 操作性はシンプルで、感覚的にツマミをヒネって簡単に音作りができるところがいいと思います。スイッチの踏み心地も普通に操作しやすいですね。
 ストライモンのエフェクターは、プロアマ問わず、シンプルかつ高音質なギターサウンド・システムを組みたいと思っている方にオススメしたいです。


DAITA機材

DAITAが最近入手したという2台。左がMOBIUS 、右がTIMELINEで、早速実戦で投入する予定だという

開発者の声

グレッグ・ストック

グレッグ・ストック

 ストライモンの製品の特徴をひと言で言うと、ハードウェアの設計自体が他社製品とは違うということに尽きますね。まず入力段には「J-FET」というオペアンプを採用しているのですが、これは汎用タイプのオペアンプ「TL072」よりも超低ノイズという特性を持っていて、入力インピーダンスも高いために楽器系の入力に最適なんです。
 次に注目していただきたいのは、集積回路に24ビット/192kHzという高音質を誇る「CS4272 CODEC」という高性能集積回路を採用している点です。さらに、デジタル信号とアナログ信号のアイソレーション(絶縁分離)の問題を基盤のレイアウトで解決しています。これらの技術が、最上のサウンドを生み出す「鍵」なのです。
 どなたにも低ノイズで広いダイナミックレンジを誇るサウンドを楽しんでいただけると思いますよ。



※ストライモン製品については、オールアクセスのサイト(http://allaccess.co.jp/strymon/)をご覧ください。