トップページ > 1本は絶対に欲しい!高音質コンデンサーマイク11モデル録り比べ
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エンジニア堀豊
取材:平沢栄司 写真:小貝和夫 協力:堀 豊(STUDIO21)


プロの現場では、ボーカルやアコギなどを録る際には、高品位なサウンドで録音ができる「コンデンサーマイク」が使われています。コンデンサーマイクは、宅録作品のクオリティを上げるのにも有効で、ぜひ1本は持っておきたいアイテムです。この特集では編集部が選んだ11本の精鋭達の音質と性能をじっくりとチェックしてみました。



ProToolsに録音して音質をチェック!

 今回は、プロエンジニアの堀 豊氏が活動の拠点にしているSTUDIO 21に11本のコンデンサーマイクを持ち込み、普段から使い慣れている環境でじっくりと試奏をしてもらいました。堀氏いわく、マイクが変わることでプレイヤーの演奏やニュアンスも変わるそうです。堀氏のレポートを読んで、自分の制作スタイルに合うモデルを探してください。

堀さん

ホリ ユタカ
エンジニア、コンポーザー、アレンジャー、サウンドクリエーターとして、作・編曲からレコーディング、ミックス、マスタリングまで幅広く手掛けるクリエイター。これまでに岡本真夜、熊木杏里、前田敦子、チャチャチャ倶楽部など、数多くの作品の制作に参加している。


今回の試奏方法

 今回は、アコギと女性ボーカルのデュオによるスローなバラードの各パートをマルチトラックに録音し、それをプレイバックしながら音質の傾向や帯域のバランスなどをチェックしました。アコギの伴奏は、コードをつま弾くプレイとオブリガートの2トラックをオフマイク気味に上から狙って録音し、ボーカルはポップガードを付けて歌ってもらいました。マイクプリはミレニアのHV-3Dで、アコギを録るマイクはそれに直で接続しましたが、ボーカルはウーレイ1176(コンプ)を通してピークを抑えてからアビッドのPro Tools 10に24ビット/88 .2 kHzで1本ずつ別々に録りました(下画像)。また、チェックの際に使用したモニタースピーカーは、RCFのMYTHO6です。

Pro Tools画面

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試奏に協力してくれたミュージシャン


高井城治


高井城治:ブルージーなフィーリングを最大の武器とするギタリスト。その独自なスタイルはライブやレコーディングなどで高い評価を得ている。またギターのみならず、2012年にはHirosawa Tadashi Trioのベーシストとして抜擢され、その多才な一面も見せた。


堀江小綾


堀江小綾:シンガーソングライター。EXILEや三代目J Soul Brothersの歌唱指導などプロの育成も行ない、自身のボーカルスクール「たまプラーザうたの教室」の代表でもある。シンガーとして活動する他、トータス松本や鈴木雅之などのツアーにも参加している。




11モデルインデックス