トップページ > Pioneer DJ「RM-07」 | 超正確なモニタリングを実現するモニタースピーカーをプロの耳で徹底解剖!




同軸ユニットを採用して超正確なモニタリングを実現!

Pioneer DJ

「RM-07」のサウンドをエンジニアがプロの耳で徹底チェック!

オープンプライス(¥82,000前後/1本)

Firehawk FX

スピーカーやヘッドホンなど、高性能なオーディオ機器を数多く発表しているPioneer DJより、同軸ユニットを採用したモニタースピーカー「RM- 07」が発売されました。一般的な2ウェイ方式の製品よりも、さらに正確に出音を判断できるという本機の音質を、エンジニアの原 朋信氏が検証してくれました。


低域〜高域のバランスが優れたフラットな特性を持つ音楽制作やリスニングにピッタリなモデル

 本機の箱を開けて本体を取り出してみるとずっしりと重く、ルックスも存在感十分で、「これは只者ではない!」というムードがスタジオ内に漂いました。
 さて、このRM-07はニアフィールド・モニタースピーカーとしては非常に珍しく、「同軸ユニット」を採用しています。写真を見てもらえばわかると思いますが、ユニット(音の出る部分)が真ん中に1つしかありません。普通の2ウェイタイプのモニタースピーカーですと、低音を出すウーファーと高域を出すツイーターの2つが上下に付いていますが、本機ではその2つを同軸上に設置しています。これにより時間軸上の位相の乱れがなくなり、非常に解像度の高いサウンドを得ることができるのです。
 早速、音を鳴らしてみましたが、筆者が今まであまり聴いたことがないサウンドだと感じました。普通の2ウェイタイプとも、1ウェイ・フルレンジタイプとも違って低音の解像度が高く、特にベースラインの輪郭がしっかり聴こえてきます。中高域の解像度は1ウェイ・フルレンジタイプ並みとまでは行きませんが、独特の心地いい空間表現能力があって、「いつまでもこのステレオ空間にどっぷり浸っていたい」と思わされました。
 このクリアで骨太な出音は宅録はもちろん、本格的なレコーディングスタジオでもメインスピーカーとして使えると思います。低音がボワ付かずにどっしりと聴き手に“届く”ので、録音やミックスでのベースやキックなどのチェックにもピッタリです。RM-07は安定した音空間を生み出し、クリエイターを気持ちのいい音で包んで制作意欲を上げてくれるモニタースピーカーです。

【SPEC】 ●ウーファー:6.5インチ ●ツイーター:1.5インチ ●出力:50W(HF)+ 100 W(LF) ●周波数特性:40Hz〜50kHz  ● 最大音圧レベル:109dB  ● 入力端子:XLR(バランス)、RCAピン(アンバランス) ●コントロール:レベル、ローEQ 、ミッドEQ 、ハイEQ  ●外形寸法:244(W)×337(H)×260(D)mm ●重量:12.3 kg

スピーカー


同軸タイプ 2ウェイタイプ

▲本機はツイーターとウーファーの2つのユニットが同軸上に設置されている。2ウェイタイプのようにツイーターとウーファーで音が耳に届く時間差が生じないため、優れた空間表現が得られる



姉妹モデルのRM-05にも注目!

 「RMシリーズ」には、5インチのスピーカーユニットを搭載している中型モデルの「RM-05」もラインナップしている。ボディはひと周り小さいが、基本性能はRM-07と同等で、小音量でも安定感のある低域を生み出してくれる点でも宅録にピッタリなモデルだ。なお、サイズは外形寸法が203(W)×218(H)×225(D)mmで、重量は9.3 kgとなっている。価格はオープンプライス(¥67, 000前後/1本)

RM-05



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