トップページ > FL STUDIO11に内蔵されている高性能なエフェクターをチェック!

FL STUDIO11で短いフレーズを素材にして手早くトラックを作る方法

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FL STUDIO 11には、ソフト音源が豊富にそろっているばかりでなく、単体で販売されていてもおかしくないほどクオリティの高いプラグインエフェクトが多数付属しています。その中から、特にオススメのエフェクトを9種類ピックアップして紹介していきましょう。

文:内藤 朗


efector

 ディストーションやビットリダクションといった歪み系から、ボーカルフォルマント(声の性別を変更)、リングモジュレーションといった特殊効果まで、12種類のエフェクトを装備したマルチエフェクターです。 中央の大きなXYパッドを使ってエフェクトのかかり具合を操作でき、Windows 8以降では、マルチタッチディスプレイに触れてコントロールすることもできます。また、筆者がアートリアKEYLABを使ってMIDIコントローラーで操作してみたところ、鍵盤やコントローラノブ、スライダーを使って、Effectorの各種パラメーターを自由自在に操作することができました。この機能はライブパフォーマンスだけでなくレコーディングでも有効で、リアルタイムに音色を変化させれば、単調な楽曲でもアグレッシブな展開を作り出せるでしょう。

efector画面


EQUO

EQUO画面

 EQUOは、周波数ごとのブースト/カットだけでなく、周波数ごとのパンの操作まで設定可能な、高性能のモーフィング・グラフィックイコライザーです。
 1個のマスターEQと8個のEQ /パンが設定でき、これらをMorphノブによってつなげて、サウンドを変化させることができます。オートメーションを使って徐々にモーフィングさせると効果的で、特にMORPHセクションのSHIFTやMORPHノブをオートメーションで動かすと、ワウのようなフィルター効果が得られます。

Soundgoodizer

Soundgoodizer画面

 これはシンプルな操作性を持つ、ステレオのマキシマイザー/エンハンサーです。
 A/B/C/Dの4種類からサウンドキャラクターを選び、中央の大きなノブを調整するとサウンドにハリや艶を加えることができます。ベースやキックにアタック感や芯が欲しい時や、線の細いシンセブラスをパキッとした音に仕上げたい時などに使用すると効果的です。さらに、このエフェクトを2個インサートすると、得られるサウンドのバリエーションが増え、音作りの幅が広がります。


Fruity Parametric EQ 2

Fruity Parametric EQ 2画面

 スペクトラムアナライザーによってサウンドの周波数特性を解析して、それを見ながら操作できる7バンドのパラメトリックEQです。
 各バンドごとに、ハイシェルフ、ローシェルフ、ピーキング、バンドパス、ノッチ、ハイパス、ローパスフィルターを個別に設定でき、特定の帯域をスパッと切るアイソレータとしても使えます。音質補正に最適なだけでなく、強力なフィルターとしても使えるので、他のパートと被っている帯域のトリートメントを行なう際にはオススメです。

Fruity Reeverb 2

Fruity Reeverb 2画面

 異なる空間が重なり合って出来る、20秒以内の複雑な反響音をシミュレートして音場を作り出すリバーブエフェクトです。
 このリバーブの大きな特徴は、一般的なステレオ方式(LR)ではなく、MS方式によって残響を作り出している点です。特にSIDEモードに設定して使うと、サウンドの細部にこだわった微妙な残響感が得られるため、原音を活かした残響が欲しい時に特に有効です。ボーカルパートやソロ楽器のパートなどに輪郭を付ける目的で使うと、より効果的に立体感が得られるでしょう。


Maximus

Maximus画面

 Maximusは、右ページで紹介したSoundgoodizerの原型となった3バンドのマルチバンド・マキシマイザーです。
 リアルタイムに表示される波形を見て、音の状態を視覚的に確認しながら操作ができ、サウンドのアタックや存在感が増すだけでなく、ファットになって暖かみが増します。個々のパートの音質調整用としてはもちろんのこと、マスタートラックでの最終調整に使用するエフェクトとしても扱いやすいです。

Fruity Scratcher

Fruity Scratcher画面

 これはDJターンテーブルのスクラッチプレイをシミュレートするプラグインです。
 ソフト音源のように扱うことができ、FLStudioがサポートしているオーディオフォーマットのサンプルをすべて使用できるため、素材選びの選択肢が広いのも特徴です。オーディオファイルを読み込ませて、曲を再生しながらリアルタイムにスクラッチを行なうと、操作したパラメーターも同時に記録されます。曲の中で効果音として使用するといいでしょう。


Fruity Stereo Shaper

Fruity Stereo Shaper画面

 Maximusは、右ページで紹介したSoundgoodizerの原型となった3バンドのマルチバンド・マキシマイザーです。
 リアルタイムに表示される波形を見て、音の状態を視覚的に確認しながら操作ができ、サウンドのアタックや存在感が増すだけでなく、ファットになって暖かみが増します。個々のパートの音質調整用としてはもちろんのこと、マスタートラックでの最終調整に使用するエフェクトとしても扱いやすいです。

Vocodex

Vocodex画面

 録音したボーカルの声を加工したい場合に最適な、ボコーダープラグインです。設定に必要な可変幅バンドを100バンドも備えており、どのパラメーターを動かしても効果がわかりやすく、昔のSF映画のロボットボイスのような定番サウンドから、クリアなボイスエフェクトまで表現することができます。



FL STUDIO 11 Signature Bundl


FL STUDIO 11 Signature Bundle ¥35,000

 FL STUDIO 11は、EDMに合うドラム音色やソフト音源を数多く装備したソフトです。いくつかの演奏パターンを制作し、それらを組み合わせてトラックを構築していけるのが特徴で、デッドマウスやアヴィーチー、マデオンなど、EDMの有名アーティスト達が使っています。他のメーカーのDAWソフトやプラグイン、ボーカロイドを使用している人向けに、お得な「プロデューサー優待版」(¥22,000)も発売されており、永続的に最新バージョンをダウンロードできる、「ライフタイムフリーアップグレード」というサービスもあります。


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