トップページ > ブラックスターIDシリーズでラクラクPCギター録音

(※)表記されている価格は2014年3月31日以前のものです   

ブラックスターIDシリーズでラクラクPCギター録音

ブラックスターの「IDシリーズ」は、真空管を知り尽くしたアンプメーカーの技術者が、数多くの有名ギターアンプのパワー部に使われている真空管を徹底的に分析し、真空管ならではの倍音や音圧感をデジタルで忠実に再現することに成功したデジタル・ギターアンプだ。

モデリングされた真空管は6種類で、この真空管モデリングと、クリーンからハイゲインまで6タイプのアンプサウンドを切り替えることができる「VOICE機能」の組み合わせにより、歴代の名アンプのサウンドをリアルに作り出すことができる。

また、本機はUSB端子とオーディオインターフェイス機能を搭載しており、簡単にパソコンレコーディングが始められるのも特徴で、専用のエディターソフト「INSIDER」も用意されている。このソフトを使えば、グラフィカルな画面でアンプの音作りが行なえるだけではなく、本体だけではできないエフェクトの詳細な設定や、パソコン内のiTunesなどに保存しているMP3のデータを取り込んで、その曲をバックにセッションを楽しむといった使い方も可能だ。

「IDシリーズ」のラインナップは、出力15W/10インチスピーカーの「ID:15TVP」から、出力60W×2/12インチスピーカー×2というステレオ仕様の「ID:260TVP」、そして100W出力のヘッドモデル「ID:100TVP」までの6モデルと専用のキャビネットが発売されている。

それでは、次のページからは専用ソフト「INSIDER」の使い方とDAWソフトに録音する手順を解説していこう。

問:(株)神田商会 TEL:03-3254-3611 http://www.kandashokai.co.jp/

IDシリーズ4つの特徴

真空管のサウンドを忠実に再現する「TVP」

名器と呼ばれるアンプに搭載されている、EL84、6V6、EL34、KT66、6L6、 KT88という6種類の真空管を完璧にモデリングし、自由に切り替えることができる「TVPコントロール」を装備。それぞれの真空管が持つレスポンスやダイナミクス、サグ(※)まで見事に再現されている

(※)真空管の波形の変化のこと

6つのチャンネルで多彩な音作りが可能

まるで6種類の異なるアンプを搭載しているかのような豊かなサウンドバリエーションを得ることができる「VOICE機能」を搭載。クリーン=2タイプ、クランチ=2タイプ、オーバードライブ=2タイプを装備しており、内蔵のEQやゲインでさらにキメの細かい音作りが行なえる

高音質なデジタルエフェクトを3種類内蔵

同社から単体で発売されている、3種類のデジタルエフェクターと同等の空間系エフェクターを内蔵。モジュレーション(コーラス/フランジャー/トレモロ)、ディレイ、リバーブの3つのエフェクターを駆使したサウンドメイクが簡単に行なえる。3つのエフェクターの同時使用も可能だ

USB接続のオーディオインターフェイス機能を搭載

本体の前面にUSB端子を装備し、パソコンと接続して専用のエディターソフトで様々な音作りや調整が行なえる。
また、オーディオインターフェイス機能を内蔵しているため、手軽にパソコンでレコーディングが始められる。なお、USBケーブルは製品に付属されている

徹底活用法その1:専用ソフト「INSIDER」を使って音作りとセッションを楽しもう!

IDシリーズは、パソコンと接続することでさらに使い勝手が向上する。そこで、まずは専用エディターソフト「INSIDER」の画面構成から紹介していこう。このINSIDERを使うと、本体のツマミやボタンだけでは使うことができない様々な機能を活用することができるようになるのだ。

アンプセクションは、本体のパネル部とまったく変わらないデザインで、グラフィカルに表示されたツマミやボタンをマウスで直接操作できる。また、本体のツマミを動かすとソフト上のツマミが連動して動くので(もちろん音色も変化する)、リアルタイムに音作りが行なえる。プリセットを切り替えると、それに合わせてすべてのツマミの位置が同時に変化する

本ソフトを活用する最大の利点が、このエフェクトセクションだ。本体ではエフェクターを1つのツマミでシンプルに操作できるように設計されているが、ソフト上には3種類のエフェクターがそれぞれ単体で表示され、各エフェクターのツマミをマウスで動かすだけで、本体よりもさらに細かくサウンドメイクができるようになる

チューナーボタンをクリックすると画面がチューナー画面に切り替わるので、中央の円の部分が赤から緑になるようにチューニングを合わせよう

IDシリーズのイン/アウト設定などをさらに細かく行なうのがこの「設定ウィンドウ」だ。DAWソフトに録音する時は、画像のように「USB IN TO POWER AMP」の欄にチェックを入れる

オーディオセクションは、パソコン内のMP3やWMA、M4Aなどのデータを読み込み、それをバックにセッションプレイを楽しむことができる。左側のプレイヤーの「IMPORT」ボタンを押すと、曲のデータを読み込む画面が表示されるので、パソコン内の曲の中から好きな曲をクリックするだけでOK。なお、一番右にはメトロノームも装備されている

INSIDERのダウンロードの方法

STEP1

「INSIDER」は、ブラックスターのホームページ
http:// www.blackstaramps.com/)のIDシリーズのページから無料でダウンロードできる。ダウンロードの方法は、まず右側のリストから「INSIDER Software」を選びクリックする

STEP2

すると、どのタイプのパソコンを使うのかを聞いてくるので、自分が使っているパソコンがWindowsならば「for PC-Version」を選び、Macならば「for Mac-Version」の欄をクリックするとダウンロードが始まる。
なお、INSIDERが使えるパソコン環境は、WindowsはOSがXP/7/Vista/8で、CPUはIntel Pentium 4の2GHz以上、メモリは1GB以上、ハードディスクの空きは1GB以上を推奨。
Macは、OSがOS X 10.6以降(インテルプロセッサーのみ対応)で、メモリは1GB以上、ハードディスクの空きは1GB以上を推奨している

徹底活用法その2:IDシリーズを使ってDAWソフトにギターを録音してみよう!

実際にIDシリーズでパソコンにギターを録音する手順を、Macに標準搭載されているDAWソフト「GarageBand」を例にして解説していこう。なお、レコーディングをする前に専用ソフトの「INSIDER」をパソコンにインストールしてから作業を始めよう。

手順1パソコンとIDシリーズを接続する

IDシリーズで録音を始めるためには、まずパソコンとIDシリーズを付属のUSBケーブルで接続する。また、ギターアンプのスピーカーから大きな音が出せない場合は、IDシリーズのヘッドホン端子にヘッドホンを接続すれば、DAWソフトの音を聴く(モニタリングする)ことができる

手順2パソコンがIDシリーズを認識しているかを確認する

Macの場合

IDシリーズをUSBで接続すると、MacがIDシリーズを自動的に認識してくれる。認識されているかどうかは、「システム環境設定」の中の「サウンド」という項目を開き、右上の「出力」と「入力」のタブをクリックして、下の項目に「ID Series Amplifier.」が選ばれているかを確認しよう。もし他の項目(内蔵スピーカーや内蔵マイクなど)になっていたら「ID Series Amplifier.」の項目に切り替える

●Windowsの場合(Windows8での例)

STEP 1

基本的には、パソコンにIDシリーズをUSBケーブルで接続すると、パソコンが自動的にIDシリーズを認識してくれるが、認識されない場合は、まずデスクトップの画面で「設定」を選び、設定画面の中から「コントロールパネル」をクリックする

STEP 2

すると、「コントロールパネル」と呼ばれる左の画像の画面が開く。その中から「ハードウェアとサウンド」の項目をクリックすると、さらに「サウンド」という項目が選べる画面が表示されるので、この「サウンド」を選ぶ

STEP 3

「サウンド」を選ぶと「再生」や「録音」のデバイスが確認できる画面が表示されるので、「再生」と「録音」のそれぞれの「デジタル オーディオ インターフェイス」の覧に「ID Series Amplifier.」が選ばれているかを確認しよう。
もしここでIDシリーズが表示されていなかった場合は、一度パソコンとアンプの電源を切り、USBケーブルをアンプから抜いてから、パソコンをリスタート(再起動)し、USBケーブルがパソコンとアンプにきちっと接続されているかを確認してからアンプの電源を入れて、再度同じ手順で確認してみよう

手順3INSIDERの設定を行なう

DAWソフトに録音する前に、IDシリーズのスピーカーやヘッドホン端子からDAWソフトに録音した音をモニターできるように、専用ソフト「INSIDER」の設定を行なおう。
やり方は、まずINSIDERを立ち上げて右上にある設定(SETTINGS)のアイコンをクリックする。すると「AMPLIFIER SETTINGS」の設定画面が開くので、下の方にある「USB IN TO POWER AMP」の右の四角窓にチェックマークを入れる。なお、DAWソフトに録音するだけであれば、他の項目はチェックを入れなくてOKだ

●録音前のセットアップを行なう

手順4DAWソフトの設定を行なう

IDシリーズを使ってDAWソフトにギターを録音する際には、パソコンとは別にDAWソフトにもIDシリーズを認識させる必要がある。まずはDAWソフトの環境設定の画面を開こう。ここでは、Macに標準搭載されているDAWソフト「GarageBand」を使って説明している。

STEP 1

STEP 2

IDシリーズを使ってDAWソフトにギターを録音する際には、パソコンとは別にDAWソフトにもIDシリーズを認識させる必要がある。まずはDAWソフトの環境設定の画面を開こう

STEP 3

「オーディオ出力」の項目で「ID Series Amplifier.」を選択すると、「オーディオドライバを変更しますか?」と聞いてくるので、「はい」をクリックする。すると、「オーディオ出力」の項目が「ID Series Amplifier.」に変わる

STEP 4

同様に、「オーディオ入力」も「ID Series Amplifier.」に設定しよう。これで、基本的なセッティングは完了だ。もし「オーディオ出力」と「オーディオ入力」の項目に始めから「ID Series Amplifier.」が表示されない時は、パソコンがIDシリーズを認識していない場合が多いので、右ページの手順1からの作業をもう一度やってみよう

手順5バックトラックを作る

設定が終了したら、次はギターを録音するトラックと、ギターを録音する時のリズムガイドにもなるバッキングのトラックを作ろう。GrageBandの場合は、画面右側のリストから使いたいリズムを選んでバッキング用のトラックにドラッグ&ドロップするだけでバックトラックを作ることができる。写真は、「ビート」という名称のバッキング用のトラックにリズムパターンを入力したところ

手順6ギターの音作りを行なう

バッキングが完成したら、あとはギターを録音するだけだが、録音する前に入力レベルをチェックしよう。入力レベルは、アンプ本体の「ボリューム」で音量を上げておき、思いきりギターを弾いた時にDAWソフトの入力レベルのメーターが赤くならない程度に、DAWソフトの入力ゲインを微調整しよう。また、この時にINSIDERもDAWソフトと同時に立ち上げておき、エフェクターの音色も含めた細かな音作りを行なっておこう

手順7DAWソフトにギターを録音する

音量調節ができたら、DAWソフトの録音ボタンをクリックすれば録音がスタートする。演奏が終わったらストップボタンをクリックして録音終了だ

録音した音は、アンプ本体のスピーカーかヘッドホン端子に接続したヘッドホン(もしくはヘッドホン端子に接続した外部のスピーカー)で聴くことができる。この際の音量は、アンプ本体のマスターボリュームで調整する

INSIDERのオススメ機能!素の音でギターを録音して後で音作りを行なう?テク

IDシリーズは、ギターを素の音で録音しておいて、録音した音に本体のTVPやVOICE、EQ、内蔵エフェクターといった機能を使って音作りができる「リアンプ」という機能を装備している。この機能を使えば、録音後に「アンプの歪み具合を変えたい」、「リバーブがかかり過ぎで気に入らない」といった時に、録音し直さなくても後から気に入るまで音作りが行なえるのだ

リアンプ機能を使いたい時は、「AMPLIFIER SETTINGS」の設定画面にある「AUDIO MODE」を「REAMPIMG」に切り替えよう

IDシリーズラインナップ

※製品の価格は全て税込み価格となっております。

これからギターレコーディングを始めたい人にオススメのコンパクトなコンボモデル

ID:15TVP¥44,100

幅450mmというコンパクトなボディに上級モデル譲りの機能を備えた15W出力のエントリーモデル。USB端子とオーディオインターフェイス機能を装備しているので、例えばノートパソコンと組み合わせれば、すぐにパソコンでのギター録音が行なえる。宅録入門者にオススメのモデルだ(レゾナンスとプレゼンスは未搭載/EQは2バンド+ISFコントロール)。

登録楽器店で探す

自宅とライブの両方で使いたいというバンド入門者に最適なモデル

ID:30TVP¥58,800

自宅でのレコーディングやトレーニングで使うのはもちろんのこと、小規模なステージでのライブにも対応してくれる30W出力のコンパクトなコンボモデル。幅500mmの本体に、本格的な12インチのBlackbirdスピーカーを1発搭載し、迫力あるサウンドを生み出してくれる。コントロールはID:15TVPと同仕様で、2バンドEQとISFコントロールを装備している。

登録楽器店で探す

本格的なライブホールにも対応する60W出力のミドルサイズのコンボモデル

ID:60TVP¥89,250

小規模なライブハウスから本格的なライブホールまで、幅広く使用することができる60W出力のミドルサイズのモデル。このモデルより上のクラスは、マスターコントロールにプレゼンスとレゾナンスの各コントロールが追加され、EQはベース、ミドル、トレブルの3バンド+ISFコントロール構成となっているため、さらに細かなトーンの調整が行なえるようになっている。

登録楽器店で探す

内蔵のステレオエフェクトを有効に使えるステレオ仕様のマルチなコンボモデル

ID:260TVP¥105,000

Blackbird12インチスピーカーを2発搭載した、コンボタイプのモデル。出力は60W×2のステレオ仕様となっており、スタックモデルと変わらない大迫力のサウンドを生み出すだけでなく、内蔵されているデジタルエフェクターの高音質なステレオ効果を、ライブでも思う存分に使うことができる。IDシリーズの機能をフルに活用できるコンボタイプの最強モデルだ。

登録楽器店で探す

自宅でも大出力のサイレントレコーディングが可能なミドルサイズのヘッドモデル

ID:60TVP-H¥73,500

自宅で使用することも可能な、幅584mm/ 60W出力のミドルサイズのヘッドモデル。ヘッドというとステージモデルと思われがちだが、IDシリーズはスピーカーエミュレーター・アウトを装備しているので、キャビネットに接続しなくても、キャビネットで鳴らしたかのような迫力のあるサウンドを、簡単にライン録音(サイレントレコーディング)することができる。

登録楽器店で探す

大きなホールでも十分な大音量を鳴らせるシリーズ最強のヘッドモデル

ID:100TVP¥89,250

出力100Wという大迫力のサウンドを生み出す、IDシリーズのフラッグシップモデル。2台の専用キャビネットと3段積みで組み合わせて大音量で鳴らすと、TVPの真空管モデリングの真に迫った効果を、さらに実感することができる。そのサウンドは多彩で、ドライブ系のサウンドはもとより、クリーンサウンドの美しい響きもこのモデルならではの特徴だ。

登録楽器店で探す

ID:100TVPとID:60TVP-Hの専用キャビネット

ID:412A¥63,000

オリジナルの12インチBlackbirdスピーカーを4発搭載した、280Wという大出力のアングルタイプのキャビネット

登録楽器店で探す

付属品(フットスイッチ)

ID:412A

バンクのチャンネル1と2を足下
で切り替えられる、コンパクトな
専用フットスイッチID:15TVP、
ID:30TVPに付属

登録楽器店で探す

FS-10

128種類のパッチの呼び出し、3つのモードの選択、さらにはチューナー機能も搭載した専用マルチペダル
ID:60TVP、ID:260TVP、
ID:100TVP、ID:60TVP-Hに付属

登録楽器店で探す

各モデルのスペック

大きい図で見る

お問い合わせ
(株)神田商会   http://www.kandashokai.co.jp/