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(※)表記されている価格は2014年3月31日以前のものです   

宅録ルームの音場調整にオススメ!吸音ブラインド「フェルトーン」

東京ブラインド吸音ブラインド「フェルトーン」

2,000(W)×2,000(H)mm=¥128,205〜(受注生産)
問:東京ブラインド工業梶@TEL:0120-47-8145/03-3443-7771
URL:http://www.tokyo-blinds.co.jp/

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製品概要
上質な素材や、見た目のスタイリッシュさにこだわった製品を開発しているブラインドの専門メーカー、東京ブラインド工業。同社が開発した「フェルトーン」は、世界初の“吸音ができるブラインド”だ。特殊なフェルト素材によってレコーディングに最適な吸音効果が得られるように設計されており、例えば部屋の音響的なウィークポイントである「窓」をフェルトーンで覆うことで、ガラスに反射する音を吸収してくれる。
こんな人にオススメ!
  • 部屋の広さを確保したまま音場を改善したい人
  • 大音量でのモニタリングをしやすい環境が欲しい人
  • 窓がたくさんある部屋など、吸音施工が難しい作業スペースの音場を改善したい人

間瀬哲史(ませ てつし) レコーディングスタジオCafe2stを拠点に、ジャンルにとらわれないスタイルで数多くのレコーディングに関わる一方、坂本龍一の欧州ツアーのPAオペレーターを務めるなど、幅広く活躍するエンジニア。機材開発やスタジオプランニングなども行なっている。

残響時間の実測結果と推奨値

吸音ブラインド「フェルトーン」は、フェルト素材を高圧で押し固めて作られた、とても薄い板状の吸音材ですので、従来のように大掛かりな吸音施工を施すことなく、また部屋のスペースを犠牲にせずに、十分な吸音効果を得ることができます。

これを設置することで得られるメリットとしては、「部屋鳴りによる余計な残響の改善」や、「特定の周波数だけ目立って響いていたのが落ち着いて、部屋の周波数特性がフラットになり、正確なモニタリングが可能になる」といったことが挙げられます。これらは以前、サウンドデザイナー誌で体験レポートをした時に実感したことでもあります。

さらに、同製品は基本的にすべてオーダーメイドのため、自分の部屋にマッチしたサイズとカラーを選べるのはもちろん、適切な枚数に調整したり幅が同じ木製の板と組み合わせたりすることによって、吸音し過ぎずに適度な響きを残すことも可能です。

今回、「STUDIO ‌2‌1」さんにフェルトーンをご提案したのは、“バンドのリハーサルから本格的なレコーディングにまで対応したい”というスタジオの意向に対して、設置後も角度や素材の組み合わせで音場を自由に調整できる同製品が最適だと思ったからです。結果として、非常にフレキシブルなレコーディングスタジオが誕生しました。

また、本製品には自立できる「スクリーンタイプ」も用意されているので、それをミキシングルーム内の施工ができない場所に導入していただきました。スクリーンタイプは他の吸音素材や反射板などの様々な素材と組み合わせることができるので、ギターアンプの音の被りを減衰させたり、ドラムの余分な広がりを抑えるなど、様々な場面で応用が効きます。

フェルトーンを設置することで実現した4つの注目ポイント

ボーカルやナレーション用の部屋にはアイボリータイプを設置して明るい雰囲気を作る

STUDIO 21の中で最もコンパクトなこの部屋は、圧迫感をなくすために、明るいアイボリータイプのカラーをセレクトしました。ボーカルやナレーションの録音はもちろんのこと、ギターアンプなどを鳴らすレコーディングブースとして使われることが想定されるので、部屋の中で一番面積の広い壁面にフェルトーンを設置し、その他の壁面には工務店に注文して作ってもらった吸音パネルを設置しました。なお、小窓には防音カーテンを取り付けてあります。

ミキシングルームには3面の壁にフェルトーンを設置して微妙な音場の調整を可能にする

6角形を変形させたようなやや複雑な形をしたミキシングルームには、各ブースを見渡せる窓と、鉄製の防音ドアがあります。ここでベストな状態でモニタリングができるように、ミキシング時にエンジニアが座る位置の背後にある3面の壁にフェルトーンを設置しました。ちなみに、モニタースピーカーの後方とサイドには、グラスウールで作った適度な吸音効果のあるパネルを取り付けてあります。

↑ミキシングルームにセットされたモニタースピーカーの背面と横の壁には、グラスウール製の黒い吸音パネルが取り付けられている

ブラインドの開け閉めによってアコースティック楽器のナチュラルな響きを録音する

グランドピアノが常設されているこの部屋には、ブラインドの開け閉めで室内の響きを調整できるように、ピアノの反射板が開く方向の壁にフェルトーンを設置しました。この部屋ではピアノに加え、バイオリンやボーカルなどを録音することも想定されるので、スクリーンタイプを持ち込んで併用することで、アコースティック楽器や歌の自然な響きがしっかりと得られるようになっています。

バンドのリハーサルができる広い部屋はL字状にフェルトーンを設置して適度な響きを得られるようにする

このスタジオのメインのレコーディングブースとなるこの部屋には、バンドのリハーサルに使用されることも想定して、L字状にフェルトーンを設置しました。ブラインドの角度を調整することで、音場をそのバンドのサウンドに合った響きに自由に調整することができます。また、ブラインドを完全に開ききってしまえば、部屋がもともと持っていた“ライブな響き”を得ることも可能です。

STUDIO21

〒225-0002 神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-19-19 2F
TEL:045-904-6438  URL:http://www.st21.jp

神奈川県・横浜市にあるレコーディングスタジオ「STUDIO 21」は、Pro Toolsを使ったプロ仕様のレコーディングができるだけでなく、バンドのリハーサルも可能な、非常に広々としたフレキシブルな音楽スペースだ。レンタルスタジオでは希少なフルコンサート仕様のグランドピアノを備えている他、専属のエンジニアによるレコーディングのサポートも充実している。また、東急田園都市線「たまプラーザ駅」から徒歩7分、「東名川崎IC」から車で5分と交通アクセスが良好なのもうれしい。