トップページ > CDプレス超入門

(※)表記されている価格は2014年3月31日以前のものです   

自分の作品を流通させよう!CDプレス超入門!

楽器を手にしたら、オリジナル曲を作って、それを市販のCDのようにパッケージングして販売したいと思っている人も多いだろう。そんな夢が叶うのがCDプレスサービスだ。現在のCDプレスサービスは、その料金も十年前などに比べると驚くほどの安価で、初心者でも簡単に高品質な作品作りができるようになっている。「CDをたくさんプレスして販売したいけどやり方がわからない……」や、「自宅のパソコンで焼いたCD-Rだと音質の問題やエラーの発生が心配……」といった悩みを持っている人は、このサービスを利用しない手はない。そこで本企画では、プロのプレス業者にCDプレスを依頼する手順と注意点をイチから解説していう。

STEP1:CDの形式を決めてレコーディング&ミックス

CDをプレスするにあたって、まず「作品の形式」を決めよう。ここで言う作品の形式とは、シングルにするのか、それとも1枚のアルバムにするのか、思い切って2枚組の大作にするのか、はたまたミニアルバムにするのか、ということだ。パッケージ商品としてリリースすることを念頭に置き、コンセプトを決めて曲作りに取り組めば、より一層イメージも湧きやすくなるだろう。コンセプトが決まったら、レコーディングを行ない、必要な曲数のミックスダウンまでを終えたら、準備は万端だ。次のステップに進もう!

STEP2:マスタリング済みの音源をCD-Rで用意する

プレス業者には、マスタリング済みの音源を入れたCD-Rを渡す必要がある。このマスタリングはDAWソフトなどを活用して自分で行なうこともできるが、業者によってはプロのエンジニアが行なってくれるところもあるので、マスタリングに自信のない人は依頼をするといい。もし、自分で行なったマスタリング済みのCD-Rを渡す場合、注意したいのが「渡した音源がそのままCDとしてプレスされる」という点だ。ノイズや音飛びの除去、音量バランスの調整などのマスタリングでやるべき処理は、渡す前にしっかりとやっておこう!

STEP3:音源が用意できたら、プレス業者に相談する!

プロのCDプレス業者は、初心者でもわかりやすいように親切丁寧に相談に乗ってくれる。費用はもちろん、パッケージのデザインをする方法や、納期などの細かい注意点についても教えてくれるので、例え知識ゼロの未経験者でも安心だ。まずはメールでも電話でもOKなので、気軽に問い合わせをしてみよう! また、どうしてもジャケットやケースなどの現物を見ないと心配という人は、プレス業者に問い合わせた後に、直接業者へ出向き、現物を手にしながら打ち合わせをするといいだろう。

STEP4:CDのパッケージのスタイルをチョイスする

ひと口にCDのパッケージと言っても、様々な種類がある。「ジュエルケース」もしくは「プラケース」と呼ばれるプラスチック製ケースが最も一般的だが、スリムな「マキシケース」やレトロな雰囲気の「紙ジャケット」、台紙にプラスチック製のトレイを貼り付けた「デジタルトレイ(デジパック)」と呼ばれる高級感のあるケースまで、あらゆるタイプのケースが選択可能なので、プレス業者に相談しよう。さらに市販のCDのように帯を付けるといった要望にも、柔軟に対応してくれる。

STEP5:CDの売れ行きを左右するジャケのデザインを決める

CDは音にこだわるのはもちろんだが、盤面や歌詞カード、ジャケットのデザインなども含めてひとつの作品となる。特にオリジナル曲のイメージを視覚的に表現できるジャケットのデザインは、CDを商品として販売するうえで非常に重要だ。ここでは、プレス業者の担当者と綿密な打ち合わせをして、納得のいくものを作りたいところ。デザインは、IllustratorやPhotoshopといったソフトを使って自分で作成してもいいが、ラフ案を考えて、プロにデザインを依頼することもできるので、プレス業者に相談してみよう。

STEP6:自分のCDを有名店で販売してもらう!

マスター音源を渡して、ジャケットなどのデザインが決定すれば、あとはCDの完成を待つばかりだ。パッケージングされて出来上がったCDは、ライブ会場で販売したり、WEBで通販したりと色々な販売の方法があるが、やはり憧れのアーティストと同じように、CDショップに並んでいれば、なおさらその感動も増すことだろう。そこでこの企画では、アマチュアやインディーズのアーティストでも、いい作品であれば販売を強力にサポートしてくれるショップとウェブサイトも紹介しているぞ。

 

CD-Rについての注意点

ここではマスター音源となるCD-Rについて注意すべきポイントを紹介しよう。まず書き込み速度についてだ。これはCD-Rやドライブの種類によって異なるのだが、原則としてなるべく遅い速度の方がエラーや音質の劣化が少ないとされている。また、書き込む際は「ディスク・アット・ワンス」と呼ばれる方式を選び、音楽データとして書き込もう。なお、CD-Rは音質を考慮すると国産のものを使うのがオススメだ。不安な場合は「音楽CD制作のプロ」であるプレス業者に相談すれば、適切なものを教えてくれる。

 

CDケースの種類と包装の違いと、販売をサポートしてくれるサービスを知ろう

CDケースの種類と包装の違い

ジュエルケース(プラケース)

市販のCDにも多く見られる、最も一般的な12センチCD用のプラスチック製ケース

紙ジャケット

LPのジャケットを模した、紙製のCD用ケース。紙の厚さにも種類がある

マキシケース

ジュエルケースよりも薄く、マキシシングルなどに使われることが多いケース

  デジタルトレイ(デジパック)

台紙にプラスチック製のトレイを貼り付けた、高級感のあるケース

2CDケース

上のジュエルケースと同じ厚さを持ち、CDを2枚収納することができるケース

 

包装の種類もこんなにある!

●キャラメル包装:最も一般的な包装方法。ビニールで包む形式で、剥がしやすいようにヒモが付いている。
●シュリンク包装:シュリンクフィルムにより製品を包装した後、加熱してフィルムを収縮させた包装方法。
●OPP袋封入:開け口にノリが付いおり、何度でも開閉可能な方式。Amazonでは流通ができない場合もあるので要注意。

 

CDプレス業者厳選ガイド

ここでは、オススメのCDプレス業者を厳選して紹介しよう。どの業者も、親切・丁寧・高品質なサービスを提供してくれるので、未経験者でも安心してプレスの依頼ができるぞ。

CD-PAC

CD-PACは、高品質なCDを短い納期で製造してくれることがウリだ。他にも高精細なジャケット印刷や、バーコードの無料発行、割引などといった、様々なサービスが用意されている。土日や祭日も営業していている他、仕上がったCDをイベント会場に直接搬入してくれるサービスも行なっている。

  • 住所:〒120-0015 東京都足立区足立1-27-10 6F
  • URL:http://www.cd-pac.com
  • TEL:03-5888-5311
 

CD-R&DVD-Rコピー工房 (株)アブロードシステムズ

紙ジャケットやデジパックのパッケージを特に得意としているのが、アブロードシステムズだ。「普通のプラスチック製ケースもいいけれど、もっと目を引く個性的なパッケージはないものか……」などという悩みを持っている人は、特にオススメのプレス業者だ。

  • 住所:〒101-0047 東京都千代田区内神田1-3-1 高砂ビル4F
  • URL:http://www.dvd-copy.jp/
  • フリーダイヤル:0120-938-121
 

ミュージックジャム

ミュージックジャムは、CDプレスはもとより、本記事内でも紹介している販売や配信を支援するウェブサイト「Release Rush」を運営している。CDプレスから 流通までトータルにサポートをしてくれるので、ミュージシャンにとってこれほど心強いシステムはないぞ!

  • 住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿6-24-20 ウェルシップ東新宿9F
  • URL:http://www.musicjam.jp/
  • フリーダイヤル:0120-958-221
 

アマチュアのオリジナルCD販売をサポートしてくれる強い味方はココだ!!

 

Release Rush

今年の春にスタートしたばかりのウェブサイト「Release Rush(リリースラッシュ)」は、「CDの手売りからのステップUP」ができるサービスを提供している。作品をAmazonで販売したり、iTunes Storeや着うたでの配信など、流通のスペシャリストが作品を世に広めるサポートをしてくれるのが魅力だ。

https://releaserush.com/

 
 

disk union

CDショップ「disk union」では、アマチュア作品の委託販売を積極的に行なっている。担当の岩本氏いわく「まずは曲の良さありきですが、手に取りたくなるようなデザインやパッケージであるかということも非常に重要です。また、販売スタッフがプッシュしたいと思うような優れた作品であれば、店内でBGMとして流したり、独自のポップを手書きしたり、あるいは店舗のブログなどで紹介する場合もあります」とのこと。同社にサンプル盤を送付すれば、各ジャンルの担当者に聴いてもらえるという。

http://diskunion.net/st/itaku.html