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(※)表記されている価格は2014年3月31日以前のものです   

レコーディング機器ブランドBOOK

ブランド一覧

アールエムイー

問:(株)シンタックスジャパン TEL:03-3560-6645 HP:http://www.synthax.jp

アールエムイー

製品の開発コンセプトは「オーディオスペックを重視し、偏った色付けをしないこと」

 RME社は、ドイツ南部の大都市ミュンヘンから車で30分ほどにある都市ハイムハウゼン に本社がある。DAW用のオーディオインターフェイスを中心に、AD/DA/DDコンバー ターやマイクプリアンプなど、高品位な製品を多数製造し、多くのプロに信頼されている ブランドだ。同社の工場は、ドイツの東、ザクセン州のミットワイダにあり、ここで徹底し た品質管理が行なわれている。
 RME製品は、透明感のあるピュアな音質が特徴で、世 界中のプロのミュージシャンやエンジニアに愛好者が多い。最近ではそのピュアな音質 が、リスニングオーディオのファンにも注目されており、iTunesのプレイバック用DAコン バーターや、オーディオマニア向きのアナログレコードの取り込み用ADコンバーターと して使用するファンも増えているという。現在のRME社の製品は、プロ/アマ問わず、 “いい音で聴きたい”という要望に応えてくれるオーディオツールがかなり充実している。
 同社の歴史はまだ新しく、1996年に技術者のラルフ・マンネル氏とマティアス・カスティ ンズ氏の2人でRME社を立ち上げた。RME社の製品コンセプトは、「オーディオスペック を重視し偏った色付けをしないこと」と「余計な機能やパネルデザインにエネルギーを使 わないこと」。このコンセプトを忠実に守り、現在に至るまでに多くの製品を開発してきた。
 そして、デスクトップとノートパソコンの両方に対応する世界発のオーディオインターフェ イスHammerfall DSP「Multiface」を2001年に発表。これが爆発的にヒットしたことが きっかけで、RMEはオーディオインターフェイス・ブランドとして一躍有名になった。
 さらに近年では、マルチチャンネルのオーディオをたった1本のケーブルで効率的に伝送す る「MADI」搭載のHammerfall DSPシリーズや、自社製のFireWireコアを採用した Firefaceシリーズなどを次々に発表している

↑高品位な製品を多数製造しているRME 社の工場は、ドイツの東の、ザクセン州ミットワイダにある

↑すべてのRME製品は、最善の品質管理を行なうためにすべてドイツで開発、製造されている

プロが最終的にたどり着くオーディオインターフェイス

 独自の開発による安定したドライバにより、RME社のオーディオインターフェイスは、CPUや ハードディスクに負荷をかけず、バッファサイズやクロック設定をリアルタイムに変更しても、 アプリケーションの再起動などを必要としないのが特徴だ。シビアなプロの現場でも安心して 作業できることで、様々な分野において信頼を得てきた。
 また、長期にわたるドライバ/ ファームウェア・アップデートの継続により、新しいOS環境に変わっても製品を 使い続けることができるのも特徴だ。例えば、10年前に発売された人気モデル「Multiface」においては、 今もなお最新ドライバ/ファームウェアが公開され続けている。
 RME製品は、ドイツの職人による徹底した物作りの思想で、ひとつひとつの機能を作り込んでいる。これにより 「安定したドライバ」や「高性能ジッター抑制機能」、独自の「TotalMix技術」などを実現している。これら の高度な技術力で、プロが最終的にたどり着く、安心して導入できるオーディオインターフェイスとしての地位を得ている

デジタル信号の揺らぎを制御する高性能ジッター抑制機能!

↑上のグラフは約80 nsのジッター(黄色のライン)が乗ったMADI入力信号で、SteadyClockは、このひどいジッターさえも、2ns未満までに抑制してくれる(グラフ下部、青のライン)

 デジタル信号には、サンプリングクロッ クの時間的なゆらぎからジッターが生 じる。この揺らぎがAD/DAコンバート 時に音質を左右する訳だが、この問題 を「SteadyClock」というジッター抑制機 能を開発することにより、飛躍的に音の 精度を上げている。マスタークロック・ ジェネレーターとして使うだけでも、製品 の価格とは比例にならないほどのクオリ ティといっても過言ではない。

CPUに負荷をかけない独自のTotalMix技術

↑全モデルにコンピュータのCPUに負荷をかけない独自のTotalMix技術に基づいたDSPベースのパワフルなデジタル・リアルタイムミキサー「TotalMix」を装備。各入出力チャンネルを各物理出力へ自在にルーティングできる

↑次世代のTotalMixには、既存のミキシングやルーティング機能に加えて、新たに3バンドEQやリバーブ、ディレイ、さらにハイエンドなデジタルミキサーと同様のルーティング機能など、様々な新機能が追加されている

現行・最新モデル

Babyface

価格:未定

 近日発売予定の新製品。RMEクオリティはそのままに、ハードウェアを モバイル化した10入力/ 12出力仕様のバスパワーに対応したモバイル USBオーディオインターフェイス。マイク入力と楽器入力も装備し、さらに DSP処理のエフェクト(EQ、リバーブ、ディレイ)も追加されている、まさに 場所を選ばずに作業を行なうことができる

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Fireface UC

価格:オープンプライス(市場予想価格:¥130,000前後)

 USBでは不可能であったハイスペックな仕様を、独自のUSBコアを開発 することによって実現した、抜群の安定感を持つモバイル型ハイスピード USB2.0オーディオインターフェイス。18入力/18出力仕様で、24ビット/ 192 kHzの超低レイテンシーで録音ができる。他に、マイクプリ、楽器入力 も装備。もちろん、SteadyCl ock、Total Mi xも搭載している

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Fireface 400

価格:オープンプライス(市場予想価格:¥130,000前後)

 Fireface UCと同等のスペックを搭載したFireWire版で、多くの販売店で 売り切れ続出の超人気モデル。この製品の登場によってFireWireとPCIカ ードが比較されることがなくなったと言ってもいいだろう。独自のFireWire コアを搭載したモバイル型FireWireオーディオインターフェイスで、RMEク オリティを見事にFireWireで実現している

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Fireface 800

価格:オープンプライス(市場予想価格:¥180,000前後)

 サードパーティ製のチップを採用するメーカーが多い中、RMEは「PCIベ ースのHammerfall DSPと同等の最良のパフォーマンスを」という設計思 想のもと、独自にFireWireオーディオ技術を開発した。このアプローチに よって開発されたFireface 800は、まるでPCIインターフェイスのようにス ムーズに動作するモデルだ

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Fireface UFX

価格:未定

 Firefaceシリーズのフラッグシップモデルとして、つい先日発表された新 製品。オーディオインターフェイス機能に加え、すべての機能をスタンドア ロンで利用可能なハイエンド・デジタルミキサー/パッチベイ機能をはじめ USBメモリやHDDからのマルチチャンネル録音/再生機能などを装備し ている。FireWireとUSBでPCと接続可能だ

すべてのRMEオーディオインターフェイスに標準搭載されているGlobal Record機能に注目!

↑Global Record 機能とは、長時間のマルチチャンネル録音を実現するレコー ディングシステムだ。パフォーマンスの低いノートパソコンでも信頼度の高い録 音ができ、ハードディスクに余裕がある限り、録音を続けることができる。例えば MADI出力を搭載するデジタルPAコンソールやステージラックと光ケーブルでダ イレクトに接続することで、ノートパソコン(HDSPe MADIface×1台使用)の場 合は最大64チャンネル、デスクトップPC(HDSPeMADI×3台使用)の場合は、 最大192チャンネルを録音することができる

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